- クライアントへのコーチング時間が100時間以上あること100時間のうち、有償コーチング時間が75時間以上あること
- プロコーチによる継続的なクライアント体験が5時間以上あること最大10時間まで、クライアントへのコーチング時間として算入できます
- 8名以上のクライアントへコーチングを提供していること
1. クライアントへのコーチング時間
以下の時間をクライアントへのコーチング時間として算入できます。
a) 有償コーチング時間
i. クライアントから対価を受け取るコーチング時間
- コーチングの提供に対する金銭の受け取り
- 商品またはサービスの物々交換
ii. 内部(社内等)のコーチング時間
- コーチが所属する組織の内部(社内等)に対してコーチングを提供するもの
- コーチングの提供が職務の一部として認められていること
- 直属の部下に対するコーチングではないこと
- ティーチングや指導など、コーチング以外の時間は算入できません
iii. サードパーティのコーチング時間
- 第三者から金銭、商品またはサービスの物々交換を通してコーチングを提供するもの
b) 有償コーチング以外の時間
i. プロボノコーチング時間
- ボランティアや寄付としてコーチングを提供するもの
- 「プロボノ」とは「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で「社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かして取り組むボランティア活動」を意味します。
- 算入する場合は、プロボノ活動の内容をTHE COACH運営に申請してください
ii. ピア・ツー・ピアコーチング
- 2人の個人間でコーチングを交換するもの
- コース内のプログラムに含まれるセッションは算入できません
2. 継続的なコーチング提供の経験
a) 継続的なコーチング提供をしていること
有償コーチング時間は、以下の条件を満たす必要があります。
-
月1回以上の頻度で継続的なセッションを3回以上実施していること
- 有償の体験セッションは、継続的なセッションに含めることができます
例1)「1月に1時間、2月に1時間、3月に1時間、4月は0時間、5月に1時間、6月に1時間、7月は0時間」の場合、算入対象となるのは3時間です 例2)「1月に1時間(体験セッション)、2月に1時間、3月に1時間、4月は0時間、5月に1時間、6月に1時間、7月は1時間」の場合、算入対象となるのは6時間です 例3)「1月に1時間、2月に2時間、3月に0時間」の場合、算入対象となるのは3時間です
継続契約での休養制度
出産・病気など本人に継続意思があるにも関わらず、やむを得ない事情により継続困難となった場合は「休養」として「月1回以上」の条件を満たさない場合でもカウント対象とします。
b) 18ヶ月以内に100時間以上のセッションを提供していること
- カウント開始日はDAY1開始日以降とします
例:2020/1/1にカウントスタートしたものの、2021/5/31時点で85時間に終わってしまった場合、カウントスタート日を2020/2/15に変更し、2020/2/15~2021/8/14までに100時間以上のセッションを実施すればOKとなります。 2020/1/1~2020/2/14の間にセッションを10時間していた場合、10時間分は失効とりますが、2021/6/1~2021/8/14の間に25回重ねて、結果18ヶ月以内に100時間以上のセッションとなればOKとなります。
3. プロコーチによる継続的なクライアント体験
a) プロフェッショナルコーチであること
- クライアント体験は有償(契約前サンプルセッションは対象外)のみが算入できます
- 内部(社内等)、プロボノやピア・ツー・ピアのコーチングは対象外です
💡 コーチの条件(以下いずれか)
・THE COACH™ パートナーコーチ(THE COACH Meet)
・THE COACH Academy認定コーチ(CACP®︎)
・国際コーチ連盟ICF認定コーチ(PCC以上)
b) 継続的なクライアント体験であること
- 5時間以上のクライアント体験が必須です
- 最大10時間まで、クライアントへのコーチング時間として算入できます
- 同一コーチによる、継続での契約であること(月1回以上のセッションを3ヶ月以上)が算入できます
4. 有償でのコーチング提供が困難な方へ
所属している企業や組織内の規定により、有料セッションの提供が困難な方はプロコースの担当コースリード宛にご連絡ください(例:副業禁止規定がある場合)。
ドネーション制度
THE COACH Academyの承諾をもって、下記の要件を満たせば算入対象として認められます。
💡 ドネーション制度
コーチがセッションを提供する代わりに、クライアントはコーチとの間で合意された金額を、合意された団体へ寄付(ドネーション)すること。
ドネーションはコーチングの提供側(コーチ)に直接対価が渡る形式ではありませんが、クライアントに支払いがあるという点で、有償と同等とみなします。
ドネーション制度の利用ステップ
以下について、コーチ・クライアントと合意します。
- ドネーションする団体を決定する
- ドネーションする金額及び方法を決定する
- (任意)必要に応じて契約書を交わす
- コーチングセッションを開始する
ドネーション先の団体及び金額等をTHE COACH Academyに共有・報告する必要はありません。コーチとクライアントの合意の上、進めていただくことができます。
2022/10/1時点 ※更新される場合がございますので、ご受講前に改めてご確認ください。